クラミジア 女性 症状 原因 不妊
性病のクラミジアは、感染してもほとんど症状が出ないのが特徴です。
そのため、感染に気づかず、パートナーが変わるごとに
次々に感染を拡げてしまう危険性があります。
女性は、子宮頚管炎(子宮の出口の炎症)が起きると
水っぽいおりものが増えたり、おりものに少量の出血が混ざったりする事があります。
尿道や膀胱に菌が入ると、頻尿や排尿痛などの膀胱炎症状を引き起こします。
炎症がお腹の中まで拡がると、腹痛・発熱などの症状が出る場合もあります。
時には炎症が肝臓の周囲まで拡がってしまう事があり
その場合は右側の肋骨の下の辺りに痛みが出るため
内科の病気と間違われる可能性もあります。
クラミジアによる炎症が卵管に拡がると「卵管炎」を引き起こし
卵管閉塞の原因となります。
卵管閉塞になると、将来卵管性不妊や子宮外妊娠のリスクが高くなります。
30代の 女性 で子宮外妊娠のために緊急手術を行ったら
お腹の中は クラミジア感染を疑う癒着があり
卵管は周囲とくっついてしまっていたというケースもありました。
本人が自覚がないままクラミジア感染が進行してしまうと
何年も経ってからこのようなトラブルが起きてくることもあります。